マイホームでならば、何処に住むかと同じこと

墓地・霊園について

環境面でチェックしておきたいこと

お墓は基本的に屋外に設置するものですから、墓地の自然環境を確認しておきましょう。
日向か日陰か、風通しは良いか、水はけは良いか、水たまりなどができにくいか、樹木はどの程度あるか、害虫が発生するような要因はないか等です。
常に日陰の場所や風通しが悪い場所は苔やカビなどが発生しやすくなりますし、水はけが悪いとお墓の納骨棺(カロート)に湿気が溜まってしまいやすくなります。
大きな樹木があまり近くにあると根が地盤を突き破ってしまうこともありますし、落葉樹が近くにあれば落ち葉の季節は掃除がとても大変です。
害虫が多いとお墓参りに難儀することになるでしょう。
お墓を建てる場所の周囲環境がどのようになっているか、実際に現地にいって確認してくることが重要です。

交通の便というキーワードも外せない

墓地を契約するにあたり、交通の便は無視できない条件のひとつです。
いくつもの公共交通機関を乗り継がないといけない場所や、遠すぎて交通費が高額になってしまう場所、山奥にあって公共交通機関がほとんと通っていない場所などは、若いうちや体が元気なうちはそんなに問題ありませんが、だんだん無理がでてきます。
自宅近くになくても、交通の便が良い場所であれば時間はあまりかからないこともありますので、どのようなルートでどの程度の時間がかかるのか等、よく調べてみましょう。

今どきでも意外と重視される

宗派・宗教もしっかりチェックしよう

墓地や霊園によっては、お墓を建てることができる宗旨や宗派が決まっていることがあります。
自分の家が属する宗旨・宗派はなんであるか、もし気に入った墓地が他宗旨・宗派であった場合、改宗や帰依することができるのか、またそれを親族は承諾してくれるのか等確認しておきましょう。

墓地の管理状況を見極める重要ポイント

お墓に毎日参ることができる人がごくわずかで、ほとんどの方はお盆や命日など、特定の日などにお墓参りをすることが多いと思います。
そこでチェックしておきたいのが、墓地の管理状況です。管理体制が適当な管理者の墓地ですと、お墓も墓地も荒れ果ててしまい治安も心配です。
お墓参りの際に使える用具(手桶やひしゃく等)があるかどうかや、墓地周辺の清掃状況、植え込みや樹木の剪定、何かあったときの対応などがきちんとされているかを確認するようにしましょう。

設備面の充実度も大切

お墓参りに自家用車を使う場合は駐車場がある墓地でなければいけません。
また、お花の売店がでていたり、管理事務所があって常に人がいたり、休憩所がある墓地などは利用する側にとってとても便利です。
バリアフリー化してあるところやお盆や彼岸時期などは最寄駅まで送迎バスを出してくれるところなど、近年施設や設備が整えられている墓地・霊園も多くなってきています。
自家用車で行くなら駐車場が欲しい、仏花の束をもって電車に乗るのが大変だから近くに売店があるところがいいなど、お墓参りを行う側のことをよく考えて選ぶ基準のひとつにいれたいものです。

結局総額いくらかかるのかを知っておこう

お墓を建てるのは住宅を建てる場合と違い、墓地の土地を購入するわけではありません。
あくまで「お金を払って墓地の使用権を得ている」という状態です。
お墓を建てるときは、お墓そのものの「墓石費用」に加え、墓地を使うための「永代使用料」、お墓の維持管理に使われる「管理費」が必要になります。
管理費は墓地や霊園によって価格が異なり、墓地敷地内に休憩所や法要施設、駐車場などの設備が併設されていると、その施設の維持管理のための費用も請求されることもあります。
墓石の費用と墓地の永代使用権を得ることで発生する費用の明細などを必ずチェックしておきましょう。

墓地の使用規定やルール、法的な部分もしっかり確認

遺骨がなくても申し込める場所もあれば、遺骨がない状態では申し込めないところもあったり、石材店が指定されている、墓石の形や大きさなどが決められている、建墓期限がある、管理費の支払い方法が決まっているなど、墓地は管理者によって様々な使用制限や規定が定められています。
この規定を守らないと、お墓を建てることを断られたり、場合によっては永代使用権の返還を求められるなどのトラブルに繋がる恐れがあります。
必ず規定は隅々まで読み、全て納得したうえで契約をしましょう。
場所が気に入っても規定が承伏できないような墓地ならば、契約はおすすめできません。