墓石に使われている岩石には様々な種類があり、その岩によって色も異なります。
一般的によく見かける墓石といえばグレーのものになりますが、近年では色々な色の墓石が選ばれています。
昔は、黒色の墓石は太陽の熱で熱くなり、死者が安らげないので良くない、赤色の墓石も血を連想するので縁起が悪いなどと様々な縁起や迷信によって色がいわば規制されていたような地域もあります。
ですが、現在では入る本人の好きな色、好きなデザインでお墓を作ることが多くなってきています。
縁起や迷信を大事にしたいと思う方も、自分の気に入った色で作りたいと思う方も、どちらもお墓を建てる方が納得のいく色を選ぶことが大切です。
高級感があり縁起の良い色として好まれる。
古来より好まれる白色系の墓石の特徴点
主に関東方面で人気がある色が白系の墓石です。
高級感があり、白系の墓石は縁起の良い色だとして昔から好まれています。
高級感があり、白系の墓石は縁起の良い色だとして昔から好まれています。
- 庵治石(あじいし)
- 日本産の御影石の最高峰といわれており、別名:花崗岩のダイヤモンドとも呼ばれています。
耐火性や強度に優れ、表面には美しい模様が浮かび上がります。 - G614(じーろくいちよん)
- 中国から輸入している墓石用の石材で、安価なため人気があり、広い地域で古くから墓石に使用されてきました。
- G603(じーろくまるさん)
- 中国から日本に最も多く輸入されている石材です。
世界で一番安い御影石とも呼ばれており、墓石以外に縁石や彫刻用、キッチンのワークトップなどにも利用されています。