お墓の構成や墓石の種類についてはだいたいわかったけれど、実際に選ぶとなると何をどう選んだらよいのかわからない、という人も多いと思います。
ここでは、お墓選びに悩む人たちに役立つ、墓石選びのポイントをご紹介します。
お墓の付属品って何があるの?
どんなものがあって、どれを付けたらいいのかがわかるように、お墓の付属品についてお話ししましょう。
- 花立て
- 水を入れて生け花を立てるためのもので、お墓の前に左右対称に配置されます。
花立て台から取り外せるものと、墓石と一体になったものがありますが、使いやすさからすると取り外しできるタイプの方がおすすめです。 - 香炉
- お線香を立てるためのものです。
お線香を立てて置く「立置き型」と、寝かせて置く「くりぬき型」があります。
使い勝手はそう変わりませんから、好みのタイプを選んでください。 - 水鉢
- お水を入れるものです。
墓石と一体になったタイプと、別につくるものがあります。 - 塔婆立て
- 浄土真宗以外の仏教には、塔婆を立てるしきたりがあります。
- 墓誌
- 故人の戒名や生年月日、没年、生前の経歴などを刻むためのものです。
これらは普通墓石に刻みますが、書ききれなくなった時に墓誌を立てます。 - 灯篭
- 故人の供養、または邪気を払うために建てます。
- 経台
- お供え物を置くための台です。
- つくばい
- 手水鉢で手を洗う水を入れるためのものでしたが、今では飾りとして使われています。
花立てと香炉は必ず使いますが、それ以外の者は付けたかったら付ければ良いと思います。